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【日本の元気 山根一眞】読む人への気遣いゼロ、ひどい文章力…破り捨てたくなる役人の文書 (1/3ページ)

 政府が今月末まで緊急事態宣言を延長すると発表し、やがて1週間。宣言の延長にあたって、感染予防のために「新しい生活様式」をとるようにとの発表もあった。

 「2メートル離れろ、マスクや手洗いを忘れるな、とか、国民は全部必死にやってきたじゃないか」

 「新しさを出すため言葉を変えたんでしょ」

 家内とそんな会話を交わしながら、その日、「基本的対処方針」のオリジナル文書を探したが、内閣府、首相官邸、厚生労働省のウェブのどこにも見つからなかった。そもそも政府のコロナ関連情報発信の中心がどこにあるのかすら定まっていないままだ。「特定警戒都道府県」がどこなのかもわからなかったが、茨城県、石川県、岐阜県が含まれていることは報道でやっと知った。これらの政府ウェブに公開されている膨大な(しかも過去の)コロナ関連書類を私はできるかぎり保存しているが、どの文書も改行や行間スペース、小見出しが乏しく、文字がびっしり。霞が関には、圧倒的な数のスマホ閲覧者への気遣いが欠落している。霞が関の役人文書は、中学の国語の試験でも点数がとれないぞと言いたくなる文章力で、破り捨てたくなる。

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