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WHOが18日から総会、米中が激しく対立へ 「新たな冷戦」に拍車 (2/2ページ)

 総会で米中関係の悪化は避けられず、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は15日、「新型コロナへの対応をめぐる緊張の急激な高まりは、新たな冷戦の恐怖を引き起こした」と指摘した。同紙は、米中対立が貿易や技術、南シナ海など幅広い問題で緊張を招くと危機感を示す。米中は1月に通商分野で“休戦”したが、米商務省は今月15日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置を強化すると発表し再び緊迫化してきた。

 総会後も、米中の緊張は続く見通しだ。米海軍は13日、駆逐艦に台湾海峡を通過させた。台湾の蔡英文総統の2期目の就任式を20日に控え、中国を牽制したとみられる。総会で対中批判が高まれば、習近平指導部は22日に開幕する中国の立法機関、全国人民代表大会で反論する可能性もある。(産経新聞)