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【日本復喝!】コロナ対応に追われるなか、中国の軍事的挑発がエスカレート! 中国公船が日本漁船を追い回すも…政府は相変わらずの「遺憾砲」だけ (3/3ページ)

 筆者は政治部時代の1996年4月、石垣市議の仲間均氏の行政視察を取材するため、4・5トンの漁船に乗り込み、2人でボートに乗り移り、命からがら尖閣諸島の魚釣島に上陸したことがある。

 当時すでに、200隻近い中国漁船が魚釣島に押しかけたり、中国海洋調査船が出没するなど、尖閣諸島をめぐる動きは風雲急を告げていた。

 今回は、新型コロナウイルスで、日本や米国が感染対策に追われる間隙を突いたとの見方もあるが、次のステップ「日本漁船の拿捕」に向けた予行演習をした可能性が高い。

 尖閣諸島周辺の接続水域では17日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは34日連続である。

 海保は装備の強化を進めているが、当然である。同時に大切なのは、「尖閣諸島は絶対に渡さない」「自国の領土は守り抜く」という政治の強い意思表示だ。

 ■佐々木類(ささき・るい) 1964年、東京都生まれ。89年、産経新聞入社。警視庁で汚職事件などを担当後、政治部で首相官邸、自民党など各キャップを歴任。この間、米バンダービルト大学公共政策研究所で客員研究員。2010年にワシントン支局長、九州総局長を経て、現在、論説副委員長。沖縄・尖閣諸島への上陸や、2度の訪朝など現場主義を貫く。主な著書に『日本が消える日』(ハート出版)、『静かなる日本侵略』(同)、『日本人はなぜこんなにも韓国人に甘いのか』(アイバス出版)など。

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