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緊急事態宣言、関西で解除も…経営厳しい観光業界 有名商店街も悲鳴「急に客足戻らない」 (2/2ページ)

 商店街では9月までイベントが中止となっており、経営の厳しい店舗が多く、人件費がかかる店舗では、時短営業に切り替えている。

 大阪とともに解除された京都府でも以前のような活気を取り戻すまでには時間がかかりそうだ。

 最近では外国人観光客でにぎわっていた錦市場(京都市)で出し巻きなどを販売する「田中鶏卵」の田中久美子さんは、「急にお客さんが戻ってくるとは思わない。外国人のお客さんであふれかえっていたけど、今は10分の1以下でしょうか。従業員にも休んでもらっているが、『京の台所』として店舗を開けている」と語る。

 厳しい状況の半面、近所の高齢者が買い物に訪れる昔ながらの情景も生まれている。観光客で混雑していたころには有り得なかったという。

 14日に一足早く緊急事態宣言が解除された奈良県。奈良公園の誘客促進対策係は「去年の同じころは修学旅行生や外国人観光客が多数訪問していたが、人が戻るまでには時間がかかるだろう」と話す。

 「コロナ以前」の日常を取り戻すことができるのは、いつになるのだろうか。

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