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「世界規模の大量殺人だ」トランプ大統領、中国を名指しで痛烈批判! 全人代開催見据え揺さぶり…習政権「経済失速・台湾問題・感染第2波」の“三重苦”に (3/3ページ)

 蔡氏は就任演説で、「米国、日本、欧州など価値観を共有する国々と協力関係を深めたい」といい、中国の習主席が昨年1月に訴えた「一国二制度」は「受け入れられない」と明確に拒絶した。

 米中対立が激化するなか、トランプ政権は「台湾重視政策」に切り替えた。台湾防衛のため、F16戦闘機や戦車、地対空ミサイルなどに続き、20日に魚雷18発と関連機器の売却を承認した。習政権が全人代で対台湾政策をどう位置付けるかが注目される。

 「感染第2波」も懸念される。

 習政権は、全人代で「新型コロナウイルス禍からの回復」をアピールしようとしているが、地方の代表が北京に集まって「第2波」が拡大すれば、大きな批判を受けかねない。

 現に、中国東北部では感染クラスターが再び発生・拡大し、複数の都市が列車とバスの運行を停止。学校も閉鎖されるなど、1億800万人程度の住民が再び厳しい移動制限を強いられている。

 前出の石平氏は「そもそも、中国が発表する数字は捏造(ねつぞう)が多い。感染者数や死者数も信用できない。感染拡大の状況が改善したとしても、『ウイルスを封じ込めた』というのは中国当局の宣伝だ。現に『感染第2波』が黒竜江省や吉林省などの東北部で報告されている。これが別の地域に拡大する危険性は十分ある」と指摘している。

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