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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】医療機関は今もマスクと資金不足 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 先月は、毎週のようにロシアと私が暮らすウラル地方のコロナウイルス関連の話題をこの連載でお伝えしてきましたが、今月に入り数週間別の内容の記事を掲載している間に、わが国の感染者数はアメリカに次ぐ30万人以上を記録するほどに増えてしまいました。

 感染者数がロシア全体の6割に達するモスクワに比べ、私が暮らすエカテリンブルク市を含むスヴェルドロフスク州全体450万人に対しての感染者数は約4000人です。

 最近は感染者数がゆっくりと減り始めたので、ほとんどの区域で自己隔離のいくつかの制限を解除し始めました。もちろん、相変わらず公共の場所でマスクなしで歩くことやグループで集まることはできませんが、広場や公園などを使ったアウトドアスポーツやジョギングは解禁されています。

 美容院や歯科医院も通常営業に戻りつつあり、ショッピングセンター、カフェ、レストランなども徐々に解除される予定で、学校の遠隔授業も5月いっぱいで終了するようです。

 さらに、今年のウラル地方の5月は毎日の気温が20度を超えるほどの異常な暖かさですので、多くの人々が自宅の庭を利用した自家栽培に精を出しています。

 でも、依然として65歳以上の人々と慢性疾患のある人々は自己隔離しなければなりません。

 先週、プーチン大統領はコロナウイルス患者の治療に当たった医師らに約束した特別手当を支払わなかったとして、政府を批判しました。大統領は先月、コロナウイルスと闘う医療従事者に特別手当を約束し、すでに多額の資金が政府から地方当局へ送金されていました。