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種苗法改正案“見送り”浮上に農家激怒! 「シャインマスカット」「あまおう」貴重な国産品種が海外流出危機 (1/2ページ)

 ブドウの「シャインマスカット」やイチゴの「あまおう」を手掛ける農家が怒っている。国内で開発された果物や野菜の「登録品種」について種苗の不正持ち出しを禁じる種苗法改正案をめぐり、野党やSNSで反対論が噴出、女優の柴咲コウ(38)もツイッターなどで疑問を呈し、話題になった。自民党からも見送り論が浮上するが、貴重な国産品種の海外流出を見過ごしていいのか。

 種苗法改正案では、登録品種(別表)の不正な持ち出しについて刑事罰や損害賠償の対象とすることが可能となる。

 農家が次期作のために種苗を「自家増殖」する際に、育成権者らに許諾料を支払う必要が生じることで、「農業経営を著しく圧迫する」と野党などが反対。柴咲も《このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます》とツイートし、その後削除した。

 「外資に農業が乗っ取られる」と陰謀論まがいの説も出るなかで、自民党の森山裕国対委員長は法案成立を見送る可能性に言及した。

 日本品種の海外流出問題は深刻だ。2018年2月の韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、カーリング女子日本代表の選手が韓国産イチゴを食べたことが話題となったが、斎藤健農水相(当時)は「以前に日本から流出した品種を基に、韓国で交配されたものが主だ」と指摘した。

 江藤拓農相は今月22日の記者会見で「5年間で200億円を超える遺失利益が計算されている」として一刻も早い法改正を訴える。

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