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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】コロナ禍で問われるマスコミの存在意義 「世論は自分たちが誘導」と思っているなら勘違いも甚だしい (2/2ページ)

 新型コロナウイルスは「死者は高齢者が多い」ことや、「人と人との間隔は空ける」「マスク着用」「手洗い・うがいの励行」などで防止できることが分かってきた。今、必要なのは「感染拡大を警戒」しながら、「経済を動かす」ステップを踏むことだ。

 マスコミが、新型コロナウイルスの不安をあおり続けるのは、歴史上、戦争や災害、疫病といったセンセーショナルな話題が、視聴率や購読者数をアップさせてきたからだろう。しかし、過剰に報道することで、マスコミは本来の機能や信頼を失い、誰にも見向きされなくなってしまう。

 「世論は自分たちが誘導するものだ」と思っているとしたら、勘違いも甚だしい。ワイドショーでは、専門家でもないコメンテーターに感情論を語らせて、政府・与党批判を繰り返していた。偏った左派メディアの報道姿勢にはうんざりする。日本で目にすることはほとんどないが、異なった意見を国民の前に提示する、本物の報道をしてほしい。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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