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「米中新冷戦」で韓国狼狽! 文政権の「二股外交」に迫られる“踏み絵” 識者「文氏としては中国寄りに行きたいが…」 (1/3ページ)

 米国と中国の対立が高まっている。ドナルド・トランプ米大統領は、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)で、香港の「高度な自治」を無視して「国家安全法」を直接導入する議案が採択されたことを受け、習近平国家主席率いる中国に制裁を科す可能性を示唆。中国発の新型コロナウイルスで、米国に10万人以上の犠牲者が出たことにも、「世界規模の大量殺人だ」と激怒している。日本や英国など自由主義諸国が「脱中国」で足並みをそろえつつあるなか、米中間で「コウモリ外交」「二股外交」を展開してきた韓国は狼狽(ろうばい)気味だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権は28日、外交方針をめぐる会議を開いた。

 《燃する米中対立への対応模索》

 韓国・聯合ニュース(日本語版)は26日、こんなタイトルの記事を報じた。米中対立が激化するなか、韓国政府としての対応を模索するため、28日に関係官庁による統合分科会議を開くことを伝えたものだ。

 朝鮮日報(同)は会議の当日、《米国、同盟国を呼んで対中制裁に加わるよう圧力》《中国も韓国政府に保安法への支持を要求》との見出しで、韓国が米中双方から“踏み絵”を迫られていることを報じた。

 注目の会議には、康京和(カン・ギョンファ)外相も出席して、米国の「反中国経済ブロック(EPN)構想」や、中国の全人代で香港に「国家安全法」を導入することへの対応などが議論されたようだ。

 韓国は以前から、安全保障では米国の同盟国でありながら、経済では中国に依存する「コウモリ外交」「二股外交」を続けてきた。

 米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備を受け入れながら、中国には「THAADを追加配備しない」「米国のミサイル防衛体制に参加しない」「日米韓の3国同盟に発展させない」という「3つのNO」を約束するという狡猾さだ。

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