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「米中新冷戦」で韓国狼狽! 文政権の「二股外交」に迫られる“踏み絵” 識者「文氏としては中国寄りに行きたいが…」 (3/3ページ)

 朝鮮日報(同)は翌26日、《米国の肩を持った安倍首相》《米中確執の中、明確に見解表明》と報じた。

 「米中新冷戦」の到来が指摘されるなか、文政権は今後、どういう選択をするのか。

 韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「基本的には『コウモリ外交』だろう。文大統領としては中国寄りに行きたいが、米国とは安全保障や技術、資本などでつながっており、理想に過ぎない。中国は、THAAD配備以来、韓国を全面的に許していない。個々の企業や業界が中国に奪われつつあるなか、『これ以上、のめり込んでいいのか』という問題もある。統合分科会議は国民向けのアピールだろう」と分析した。

 少し違った見方もある。

 麗澤大客員教授の西岡力氏は「文政権以降、韓国は『日米韓三角同盟』の一員とは違う方向を向いている。米国は新型コロナウイルスを経て、中国とともに天をいただかない立場にあるが、文氏は中国との協力姿勢を示している。こうした態度に対し、同盟国である米国がどう見るかが重要だ。米韓関係の弱体化は、米韓同盟の弱体化、米軍撤退につながっていく可能性がある」と語った。

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