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夕刊フジで連載「安倍コラム」が国会で注目! 震災直後の菅直人政権の失政など辛口論評

 安倍晋三首相がかつて、夕刊フジで連載していたコラム「突破する政治」が29日の参院本会議で取り上げられた。民主党政権時代に発生した東日本大震災(2011年3月)直後、当時の菅直人政権の失政などを辛口論評したものだ。

 《国民から「ノー」の菅・民主》《連立はあり得ない》

 注目のコラム(同年4月13日発行号)には、このような見出しが付けられていた。

 震災直後の統一地方選前半戦で民主党が惨敗したことや、菅政権が、震災や原発事故に対応する本部や会議ばかり乱立させて、機能不全状態に陥ったことなどを記したうえで、「国民が否定した菅政権と連立を組むことはあり得ない」といい、菅首相が打診した大連立構想を否定している。

 当時、安倍首相は「自民党衆院議員」として寄稿していた。

 立憲民主党の田島麻衣子議員は冒頭の参院本会議で、黒川弘務前東京高検検事長の賭けマージャン問題などを追及するなかで、同コラムの「現在の日本には、王様が裸だと分かっていても、『それを言うべきではない』という空気が支配している」といった一節を引き、「安倍首相は国民の不安の声が届いていないと気付くべきだ」と厳しく質問した。

 安倍首相は「ご指摘のコラムは、当時の菅政権による東日本大震災や、福島第一原発事故への対応について寄稿したものです。私自身はこれまで行政府の長として国民の皆さまの不安や不満の声など、さまざまな声をしっかりと受け止めながら、政策を前に進めてきたところです。今後も一層、気を引き締めて政権運営に取り組んでまいります」と答弁した。

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