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トランプ米大統領、怒りの「対中」宣戦布告! 「香港に約束した『一国二制度』を『一国一制度』に変えた」 識者「中国は日米分断狙ってくる」 (1/3ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、怒りの「対中制裁」を発表した-。ワシントンのホワイトハウスで29日(日本時間30日未明)、記者会見に臨み、中国が、香港の「高度な自治」を無視して「国家安全法」を導入決定したことを受け、香港を優遇してきた特別措置の廃止手続きを始めると表明した。「国家安全法」に関与した中国や香港の当局者には制裁を科す方針。全世界で36万人以上が犠牲となっている新型コロナウイルスについても中国の責任を厳しく追及し、「中国寄りだ」と批判してきた世界保健機関(WHO)からの脱退を宣言した。米国主導の「脱中国」「反中国」の動きは、同盟国などにも広まるのか。

 「中国は、香港に約束していた『一国二制度』を『一国一制度』に変えた」「これは香港市民、中国国民、世界中の人々にとって悲劇だ」

 トランプ氏は、習近平国家主席率いる中国政府が強行した、香港への「国家安全法」導入決定を、こう批判した。

 そのうえで、香港の「自由・民主」「基本的人権」「法の支配」を強奪しようとする共産党独裁の中国に対し、米国が1997年の香港返還後も中国本土より優遇してきた関税やビザ(査証)発給などに関する措置を見直す手続きに入ると説明した。

 トランプ氏はさらに、中国が長年にわたって米国内で産業スパイ活動を行ってきたと非難し、米大学研究機関を守るため中国の軍事発展戦略と関係があると見なした中国人大学院生の入国を拒否する命令を出した。

 米教育機関には中国人約36万人が在学している。このうち、中国人民解放軍との関係が疑われる中国人が追放されるとみられる。3000~5000人に影響が及ぶ可能性がある。

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