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日本列島で相次ぐ地震、東京湾群発も 首都圏では「三重」のリスク、関西地方も巨大地震の前段階の兆候 (1/2ページ)

 5月31日から今月1日にかけて、北海道、茨城県、鹿児島県で最大震度4を観測する地震が立て続けに起きた。東京湾でも5月下旬、小規模な群発地震も発生している。専門家は、日本列島周辺にひしめく4つのプレート(岩盤)の影響があると分析。首都圏では「三重」のリスクがあり、関西地方も巨大地震の前段階の兆候が出ていると警告する。

 31日の十勝沖の地震はマグニチュード(M)5・8で、震源の深さ約90キロ、1日の茨城県北部の地震(M5・3)は約100キロだった。

 「100キロという深さは珍しい」と語るのは、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏。ともに北海道から関東地方の太平洋上にわたる太平洋プレートで起きたといい、「2011年の東日本大震災以降、プレート間のバランスが崩れており、さまざまな地震の可能性が出ている」と話す。

 1日の薩摩地方の地震(M4・3)や、長野県周辺の群発地震については、相模トラフ周辺から沖縄まで続くフィリピン海プレートの活発化が影響しているという。

 高橋氏は「いずれもフィリピン海プレートをユーラシアプレートが押すことで起きた地震だ」としたうえで、「首都圏でも、フィリピン海プレートに押された北米プレートが跳ね上がるタイプか、または割れるタイプの地震が起きる恐れがある。太平洋プレートの影響を含めると、『三重のリスク』がある」と指摘する。

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