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日本列島で相次ぐ地震、東京湾群発も 首都圏では「三重」のリスク、関西地方も巨大地震の前段階の兆候 (2/2ページ)

 フィリピン海プレートの活発化で気になるのは、先月20日から22日の短期間に東京湾で計7回起きたM2・6~3・5の地震だ。いずれも震度1で、震源の深さは約20~40キロだった。

 高橋氏は大規模地震の予兆である可能性を主張する。「過去の経験則から、1~2日の間に地震が集中した後、2カ月前後の比較的静穏な時期を経て、同じ場所で中規模地震があり、さらに半日から3日以内にM6・5以上の地震が起きるという例が知られている」

 1995年1月の阪神淡路大震災では、約2カ月前の前年11月に兵庫県南東部でM4・2の地震が2回発生した。2003年10月の新潟県中越地震では、1カ月半前の9月7、8日に新潟県中越地方でM1・7~4・3の地震が2日間で7回も襲った。

 フィリピン海プレートは南海トラフ巨大地震を引き起こすと懸念されているが、関西でも不穏な兆候がある。「最近、紀伊半島や兵庫県南部、三重県南部、京都府南部などで小規模ながら阪神淡路大震災に似たタイプの地震がかなり起きるようになってきた。次の南海地震の前段階の傾向が顕著に出てきている」と高橋氏。

 備えても備えすぎることはない。

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