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【最新国防ファイル】コロナと戦う医療従事者へ感謝飛行 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」 (1/2ページ)

 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が5月29日、都内を編隊飛行した。新型コロナウイルスと戦う医療従事者への敬意と感謝を表すことを目的として、河野太郎防衛相が発案し、急遽(きゅうきょ)実施された。

 参考にしたのは、米軍が実施した「アメリカストロング」作戦だ。米海軍の「ブルーエンジェルス」と、米空軍の「サンダーバーズ」という2つのアクロバット飛行チームが全米各所を飛行し、都市部や病院などの上空を激励飛行している。

 病院屋上で医師や看護師たちが、編隊飛行で飛び抜けていく機影に歓声を上げて手を振っている姿は、米国だけでなく、世界中を勇気づけた。

 ブルーインパルスは当日午後0時40分ごろ、空自入間基地(埼玉県)を離陸した。都内の墨東病院や自衛隊中央病院、荏原病院などいくつかの病院、さらにスカイツリーや東京タワー、都庁などの上空を飛行した。

 航空祭や国家行事などで演技飛行をすることは多いが、こうして都心部を飛ぶのは、1964年の「東京オリンピック」と、2014年の「SAYONARA国立競技場」に続く3回目となる。30分程度だったが、6機が青空に真っ白い煙の尾をひいている姿を一目見ようと、多くの都民が空を見上げた。芸能人もSNSで続々と投稿し、改めてその関心の高さに驚かされた。

 しかし、この華々しい編隊飛行の陰で、空自が深刻な問題を抱えていることを、われわれは知ることになった。

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