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【親も知らない今どき入試】「就活生が選ぶ人気企業」ランキング 損保会社が大躍進、災害の経験が影響か 商社人気はコロナショックで低下 (2/2ページ)

 4位は昨年トップの伊藤忠商事、5位は日本航空だ。清水さんは「昨年、台風など自然災害が各地で起き、大きな被害が出たことで、損害保険の役割を理解した学生も多かったのでしょう。トップの損害保険ジャパンはコロナ禍の中でも頻繁にウェブセミナーを開催し、4月1日から現社名に変わりましたが、そのアナウンス効果もあったのではないでしょうか」という。

 一方、昨年は総合商社大手5社すべてが、トップ10に入る人気ぶりだった。それが打って変わって今年は1社のみだ。

 清水さんは「総合商社はあこがれの人気企業ですが、今年は学生に商社を真剣に目指す余裕がありません。総合商社は入社するには難易度が高いので、しがみついても就職できるかどうかわからず、人気が下がったのでしょう」という。商社人気もコロナショックで吹き飛んだようだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

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