記事詳細

凶器のボーガンはなぜ規制されない? 親族4人殺傷で逮捕された男の素性は… 家庭で介護問題、警察沙汰も (2/2ページ)

 殺傷力の強いボーガンが凶器として使用された事件は少なくない。日本国内では、ボーガンはスポーツ用品として流通。青少年への販売を禁止する店もある。オンラインストアでは数千円から1万円程度で購入できるようだが、一部店舗では販売を中止していた。

 弁護士の高橋裕樹氏は「条例で青少年への販売を禁止する自治体もあるが、成人には法規制はない。ただ、ボーガンを隠して持ち歩けば軽犯罪法違反、露骨に持ち歩けば自治体が定める迷惑防止条例違反に当たる可能性もある」と解説する。

 猟銃や空気銃を保有するには銃刀法に基づき公安委員会から使用目的所持の許可が必要だが、ボーガンについて前出の高橋氏は「これまで本格的な法規制を求める声が高まっていないうえ、弓道やアーチェリーに用いる弓矢もあるなかで、ボーガンだけ取り締まるのも難しいのではないか」と指摘した。

関連ニュース