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中国はダメージ必至! 台湾、親中派・高雄市長のリコール成立…関係の深い市議会議長は自宅から転落死 (1/2ページ)

 1月の台湾総統選で「親中派」の国民党候補として出馬し、大敗した韓国瑜・高雄市長の解職請求(リコール)が6日に成立し、事実上の罷免が決まった。直後に韓氏と関係が深い同市議会の許崑源議長が同日夜、自宅マンションから落下して死亡した。中台関係に何が起きているのか。

 「民進党(民主進歩党)政権は国家権力を投入して全力で私を攻撃してきた」と記者団に不満を漏らしていた韓氏だが、リコール賛成票が93万超と、反対票の2万5000超を圧倒した。

 評論家の石平氏は、「韓氏は訪中したり中国高官と会談するなど、台湾の親中派のシンボルだった。リコールは、親中派は嫌だという有権者の意思表明で、台湾全体の民心が中国から離れていく中で起きたことではないか」と語る。

 韓氏は、大陸から台湾に来た外省人の2世で2018年に高雄市長に当選した。20年1月の総統選で国民党公認候補となったが、現職の蔡英文氏に敗北した。

 青果市場の社長だった経験から「庶民派」として定評がある一方、香港の学生デモについて問われても「知らない」と言い放つなど、親中派としての姿勢は批判を浴びた。

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