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15才少年自殺 10万円で拳銃入手できる「ダークウェブ」の闇 (2/3ページ)

 前出の捜査関係者が続ける。

 「すぐにTさんの家族や周辺に暴力団関係者がいるかどうか捜査しましたが、まったく浮かび上がってこなかった。Tさんが日本の闇マーケットから入手した可能性はほぼゼロだと判断できます。となると、残された可能性は、『ダークウェブ』と呼ばれる闇サイト経由で入手したとしか考えられません。

 

 現在、警察はTさんのパソコンなどから入手ルートを洗っていますが、ダークウェブを通じて手に入れたとなると、入手先を特定するのはかなり困難だと言えるでしょう」

 ダークウェブとは、普段私たちが利用しているインターネットとは違い、高度に暗号化された匿名性の高いネット空間のことだ。グーグルやヤフーなどの検索エンジンでは見つけることはできず、特殊なツールを使って初めて辿り着くことができる。

 ダークウェブに詳しい専門家が話す。

 「ダークウェブ上にも、通常のウェブ上のフリマサイトのような『マーケットプレイス』が存在します。規模が大きく名前が知られているもので、20~30ほどあるでしょう。

 そこでは携帯電話番号やクレジットカードの暗証番号などの個人情報のリストや、覚せい剤などの違法薬物、拳銃などの銃器が平然と売買されています。アクセスしている人の情報は暗号化されているので、特定される心配がなく、犯罪集団による違法売買がまかり通っているんです」

 専門家のガイドによってダークウェブ上のマーケットプレイスをのぞいてみると、すぐにTさんが使用したスミス&ウェッソン社製のリボルバー拳銃も見つかった。

 「出品者とのやり取りは、普通のフリマサイトと同じです。欲しい商品があれば、マーケットプレイスのメッセンジャーでやり取りをして、品質をチェックしたり、価格の交渉などをします。出品者の素性は知れないですが、過去の出品に対する評価が★などで表示されているので、それで信頼ができる出品者なのかは判断ができます。

NEWSポストセブン

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