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15才少年自殺 10万円で拳銃入手できる「ダークウェブ」の闇 (3/3ページ)

 ためしにアメリカから出品されている外国発送用の拳銃を見てみると、10万円ほどと安いものから100万円を超えるものもあってピンキリです」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)

 ちなみに、ダークウェブ上での決済には、個人情報が漏れるクレジットカードはもちろん使えない。仮想通貨を使うことがほとんどで、「最近は有名な『ビットコイン』だと足がつくので、匿名性の高い仮想通貨『モネロ』を使うことがほとんど」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)だという。

 「Tさんの場合も、ダークウェブで注文し、モネロで決済して、アメリカからの国際郵便でリボルバーと実弾を手に入れたのでしょう」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)

 いまやインターネットの知識と10万円ほどのお金があれば、普通の高校生でも簡単に拳銃を入手できてしまう時代なのだ。ダークウェブ上を探していくと、拳銃どころか、マシンガンやロケットランチャーといった物騒なものまで流通している。

 「Tさんは中学校時代に不登校だったときは、パソコンでFPS(ファーストパーソン・シューティング)と呼ばれるガンシューティングゲームに熱中していました。また、学校には行かなくても、家の近所にある英会話教室には熱心に通っていた」(前出・Tさんを知る関係者)

 銃に親近感があり、ダークウェブ上での英語でのコミュニケーションもできれば、本物の銃を入手することなど、たわいもないことだったのかもしれない。Tさんの拳銃自殺の背景には、底知れない“闇”が広がっている。

NEWSポストセブン

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