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新型コロナで「超過死亡」か 3、4月の都内死者数が過去最多に

 新型コロナウイルスの感染が拡大した3、4月の東京都内の死者数が計2万801人で、記録の残る1999年以降最多を記録したことが分かった。過去5年の同時期の平均死者数に比べて計1481人多く、新型コロナが直接または間接的に影響した可能性がある。都が発表した新型コロナによる3、4月の死者数は計119人だった。

 過去の数値と比較して超過した死者数を「超過死亡」という。都内で今年3月に死亡したのは1万694人で、4月は1万107人。それぞれ直近5年の平均から423人、1058人増えた。通常の人口変動による影響を差し引いて算出した数値でも3月は10万人あたり905人、4月は882人で、年間で比較的高い2月の数値を99年以降初めて上回った。

 超過死亡が出た要因については、PCR検査を受けられずに死亡した人がいる可能性や、コロナ以外の病気でも医療体制の逼迫で適切な治療を受けられなかったり、外出自粛で持病が悪化した人がいる可能性もある。「東京アラート」は解除されたが、5月以降の数字も気になるところだ。

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