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絶叫マシンだけど「絶叫禁止」…意外な心理効果とは? 専門家が説く「ウィズコロナなりの楽しみ方」 (2/2ページ)

 絶叫マシンでコロナがうつる可能性があるのか。西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は、「マスクの着用を心掛ければそこまで神経質になる必要はない。一方、マスクが飛ばされるリスクもあるので客同士の間隔を空けることも重要だ」と指摘する。

 一方、心理学に詳しい東京未来大学の出口保行教授は「ジェットコースターやバンジージャンプは本来安全が担保されている一方で『ひょっとしたら?』という思いが刺激を生む。そして体験中に絶叫する行為は、自身が刺激を受けていることをアピールする意味もあり、大声を出すことでストレスを解消できる」と解説する。それでは絶叫が封印されては楽しみが減ってしまうのか。出口氏はこんな見解を示す。

 「絶叫マシンからスリルを受け絶叫したくなるがあえて抑える。すると、禁じられたことほどやりたくなる『カリギュラ効果』という心理現象で余計に絶叫したくなり、それを抑えるという行為が新たな刺激につながるかもしれない。乗客は積極的に『絶叫してはいけない』と思い込み、アトラクション側はしつこいくらい『絶叫してはいけません』と警告するほど、刺激が増幅されるのではないか」

 「ウィズコロナ」なりの楽しみ方があるということだ。

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