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中国、新たな感染者2カ月ぶり50人超 第2波警戒

 【北京=西見由章】中国国家衛生健康委員会は14日、中国本土における新型コロナウイルスの13日の新たな感染者が57人に上ったと発表した。中国本土で新たな感染者が50人を超えたのは、4月中旬以来約2カ月ぶりとなる。

 このうち北京市の感染者が36人を数え、首都を震源とする第2波への警戒が高まっている。

 13日に報告された北京市の感染者のうち27人が市内の「新発地卸売市場」の職員で、残り9人も同市場で買い物をするなど関連があった。また遼寧省で感染が判明した2人は北京在住者で、同省瀋陽に出張中だった。いずれも北京の感染者と接触歴があったという。

 北京市当局は12日、同市場関係者の感染が相次いでいたことから1940人を対象にPCR検査を実施し、結果が判明した約500人のうち45人が陽性で、いずれも無症状者だった。

 これまで中国当局は統計上、無症状者を感染者に含めていない。

 13日に中国本土で確認された感染者のうち残り19人は海外で感染した人が入国したケースで、広東省広州ではバングラデシュから入国した14人の感染が確認された。

 発表によると14日午前0時(日本時間同1時)時点で、中国本土の感染者は累計8万3132人、うち死者が4634人。(産経新聞)

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