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陸上「イージス」配備断念!河野防衛相決断の真意は… 落下の危険性と高額コスト 識者「北に対抗するため日米で次世代システム開発も」 (1/3ページ)

 日本の安全保障は大丈夫なのか-。河野太郎防衛相は15日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると発表した。迎撃ミサイルのブースター(推進エンジン)が演習場外に落下する危険性を排除できないうえ、巨額のコストも問題となった。ただ、北朝鮮は30~40発の核弾頭を保有し、ミサイル技術も年々向上させている。計画が白紙となれば、日本は弾道ミサイル防衛(BMD)計画を根底から作り直さなければならない。迎撃ミサイルを共同開発してきた米国との同盟関係に影響はないのか。「次世代の迎撃システム」を日米で共同開発する案とは。複数の識者に聞いた。

 「イージス・アショアの配備は、防衛計画大綱にも明記している。とりあえずの『計画停止』だが、別の候補地が見つからなければ『中止』になりかねず、大変な話だ。自民党にも事前の相談はなかった。機密保全に配慮したのだろうが、残念だ」

 自衛隊OBで「ヒゲの隊長」として知られる、自民党参院議員の佐藤正久前外務副大臣は、こう語った。

 イージス・アショアは、イージス艦と同様の高性能レーダーと、ミサイル発射装置で構成する地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム。北朝鮮の弾道ミサイルへの対処を目的に導入が進められていた。陸地にあるため、イージス艦と比べて常時警戒が容易で、長期の洋上勤務が必要ないため部隊の負担軽減につながるとされた。

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