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波乱含みの米中外交トップ会談 米空母3隻を同時展開!中国は台湾防空識別圏に戦闘機侵入 両国とも一歩も引かない構え (2/3ページ)

 沖縄県・尖閣諸島への野心も高めている。

 海上保安庁の巡視船は17日、尖閣周辺の領海外側にある接続水域で、中国海警局の船4隻の航行を確認した。2012年の尖閣国有化以降で最長の65日連続となった。

 5月上旬には、領海内で操業していた日本漁船1隻を、中国公船2隻が3日間にわたって追尾する事件が発生した。また、ロシア海軍艦艇が尖閣周辺の接続水域に入り、中国海警局の公船が領有権を主張する事案が相次いでいるという。許しがたい暴挙というしかない。

 米中の外交トップの会談を前に、中国側からは「対米関係のさらなる悪化は避けたい」との意向が伝わってきていた。だが、当日、米国を挑発するような中国の軍事的行動が発覚した。

 台湾の国防部(国防省)は17日、中国の戦闘機「殲10」と輸送機「運8」が同日昼ごろ、台湾南西の防空識別圏に侵入したと発表した。台湾空軍の航空機が出動した。中国軍機は16日にも台湾海域の上空に侵入したという。

 中国の習政権は「台湾統一」の野望を抱えているが、台湾の人々は今年1月の総統選で、独立志向の与党、民主進歩党の蔡英文総統を、史上最多の得票数で再選させた。「自由・民主」「基本的人権」「法の支配」を守る戦いだった。

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