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都内で目立つ「ホスト集団感染」の理由 盛り上げのコールや客自身が水商売関係者多く

 東京都内で発生が続いている新型コロナウイルス感染者のうち、目立つのがホストクラブの従業員らだ。“ホスト・クラスター”の謎を「夜の街」の事情通が明かした。

 「客の隣に座るスタッフがマスクをしていなかったり、もともと客の酒の注文を盛り上げるコールのような文化もあったことから、飛沫(ひまつ)が飛んでいてもおかしくない」と語るのは、月刊誌「裏モノJAPAN」編集部員で歌舞伎町ガイド人の仙頭正教氏。

 最近はコールを小声で行ったり、入店時に体温検査を行うなどの対策を取る店もあるという。

 仙頭氏が挙げるもう一つの要因は客層だ。「ホストクラブの客は水商売関係者が多く、客自身が濃厚接触を伴う仕事を行っていることも感染者の増加に関係しているかもしれない」とみる。客の数も「感染者が増えても回復傾向にあるというから驚きだ」と語る。

 ホストクラブの経営事情も絡んでいる。緊急事態宣言下でも4月中に1週間程度休業して営業を再開したり、感染者が確認されても1週間程度の休業期間を置いて再開に踏み切る店もあるのだという。「営業再開は資金繰りのため仕方がない部分もあるが、予防意識の低さを指摘されたとしても無理もない」と前出の仙頭氏は指摘した。

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