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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「無題」》サプライズの花火 (1/2ページ)

 皆さんは6月1日夜8時、花火を見ることができただろうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大収束を願い、全国約160の花火業者が6月1日夜8時に、各地で一斉に花火を打ち上げた。業界団体の日本煙火協会青年部による企画で、国民を元気づけるとともに、新型コロナによる夏祭りの相次ぐ中止で疲弊する花火業界を盛り上げる狙いがあった。

 開催自体は事前公表したが、感染対策として集客せず、場所は告知しなかった。

 さて、東京都では調布市の多摩川などのほかに、今年中止が決定した隅田川花火大会の開催地、浅草近辺でも打ち上げが行われた。

 もちろん隅田川での花火打ち上げの告知はなかった。当日の夕方、ツイッターで「隅田川で上がるのではないか」「やはり毎年花火大会をする場所が可能性が高い」「夏の大会が中止になった隅田川では」というような書き込みを多く見た。

 もし花火が上がるなら、写真に収めておきたい。ダメもとで隅田川へ向かった。隅田川花火大会では「台船」と呼ばれる花火の打ち上げ船が川に浮いている。この台船を見つけられればと考え、隅田川沿いを下流から上流方向へ自転車で見てまわった。

 2キロ半、40分ほど走った頃、浅草を越えてしまった。もう諦めようかなと思った時、川沿いに何人か立っているのを見かけた。もう少し進み、大きな橋にさしかかると、橋の上に20人ほどいる。さらに水上に屋形船が3艘。橋では運営スタッフらしき人が拡声器を使い「密にならないよう離れてください」と声をかけていた。