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富士山も“噴火前夜”か!? 300年溜めたマグマ…南海トラフ地震が引き金に 「箱根山、草津白根山もスタンバイ状態」 (2/2ページ)

 とりわけ注意すべきなのが富士山だ。江戸中期の1707年10月に南海トラフ沿いの地域を震源とする宝永の大地震が発生。49日後の同年12月に宝永の大噴火が発生するなど、南海トラフ地震との関連が高いといわれる。

 今回も「30年以内の発生確率が70~80%」とされる南海トラフ巨大地震が噴火の引き金となる可能性があり、300年前と同じ大きいリスクを伴っているというのだ。

 「富士山が300年も溜め込んだマグマだまりを南海トラフ地震が激しく揺らし、3週間から1カ月程度で大噴火する可能性がある」と鎌田氏。

 「富士山は宝永大噴火の前は約200年休んでいたが、現状は約300年休んでおり、徐々にたまったマグマが単純計算では5割増になっている。もし大噴火を起こせば、火山灰は偏西風に乗って首都圏まで飛び、コンピューターや交通、ライフラインも止まり、約2兆5000億円もの被害が出る可能性がある」(鎌田氏)と予測した。

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