記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び》レジ袋有料化で考えたいごみ問題 (1/2ページ)

 政府は7月から、全国の小売店にプラスチック製レジ袋の有料化を義務付けた。環境にやさしいレジ袋を無料配布し続ける店もあるというし、自分の生活に変化があるのかどうか、この原稿を書いている時点ではわからない。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大でリサイクルがままならなくなるなどの影響が出ており、ごみ問題に目を向けるという意味では悪くないタイミングと思う。

 最初におやっと思ったのは、4月に近所の人と話していて、「町内会の古着の回収ができなくなったが、それを全戸に知らせるのが大変」と聞いたときだ。この時点では自治体の回収まではストップしていなかったが、その後、兵庫県尼崎市や大阪市など古着回収をストップする自治体が続出した。

 一般家庭から回収された古着を選別して出荷している故繊維業者によると、3月から4月にかけては、例年衣替えや新年度に向けて、古着が大量に出る時期。さらに新型コロナによる外出自粛で、断捨離に目覚める人も多かったとみられる。そのうえ、回収された古着を海外に輸出することができなくなり、業者の倉庫に大量の古着が滞留してしまったのだという。

 古着の多くが輸出されていたという事実は知らなったが、もちろん国内で流通するものもある。ただ、国内で古着が売られるフリーマーケットも人が集まるため開催されなくなり、国内向けにも出荷できない状態が続いたという。

 食器を洗って繰り返し使うことで使い捨て容器を減らす取り組みもしにくくなった。大手コーヒーチェーンは2月末以降、店内飲食でのマグカップ、フォークなどでの提供を取りやめ、使い捨てに切り替えた。マグカップなどを入念に洗浄するよりも、店内の消毒など衛生管理を徹底したいとの理由だ。