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東京都知事選、あす投開票 コロナ感染者急増の東京“オンライン選”の行方は… (1/2ページ)

 東京都知事選(5日投開票)は4日、選挙戦最終日を迎えた。通常なら、各候補者は主要ターミナル周辺や繁華街などで、有権者に「最後のお願い」を行うが、都内では前日、新型コロナウイルスの新規感染者が2日連続で100人以上確認された。各陣営は感染拡大への危機感を強めながら、従来とは違うスタイルで呼びかけをするようだ。

 現職の小池百合子都知事(67)は「都民の命を守る東京の実現」「人が輝く東京」「都民ファースト視点での行財政改革」を3つの柱とした「東京大改革2・0」を掲げる。コロナ対策で、オンラインでの選挙活動を実践してきた。

 小池陣営関係者は「(街頭演説などで)直接の感触をつかめない点もあるが、開催時間にとらわれず都民に動画を見てもらえるメリットも感じる」と語る。4日以降も、SNSなどを通じて発信を続けるという。

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)は、立憲民主党や共産党、社民党のバックアップを受け、3度目の都知事選に挑戦している。新型コロナについては、「PCR検査体制の強化」「病院や保健所、医療従事者に対する財政支援の強化」などを掲げる。

 宇都宮陣営関係者は「街頭では『宇都宮さんが知事ならよかったのに』という声をいただく」と手応えありの様子だ。4日の大規模な街頭演説は中止し、最後の訴えは午後4時からオンラインで行う予定という。

 「れいわ新選組」代表の山本太郎氏(45)は、当初の選挙ポスターを張り替え、「足りないのは愛とカネだ。15兆円であなたを底上げ」というスローガンに基づき、大胆な財政出動でコロナ禍や消費税増税に苦しむ都民を支える公約を掲げている。

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