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南シナ海で米中激突! 米軍が原子力空母2隻派遣、中国軍は異例の3海域同時演習 識者「日本も米国と意思を示すべき」 (1/3ページ)

 米軍と中国軍が、東アジアでにらみ合っている。米海軍は4日、南シナ海に世界最強の原子力空母「ロナルド・レーガン」と「ニミッツ」の2隻を派遣し、近年最大級という演習を実施した。一方、中国軍は6日までに、南シナ海に加えて東シナ海と黄海で軍事演習を行った。両軍が同時期に、同海域で軍事演習を行うのは極めて異例。中国発の新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)や、香港への「国家安全維持法」施行などをめぐり米中対立は激化している。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席は、それぞれ一歩も引かない姿勢を示したといえそうだ。

 「中国固有の領土であり、軍事演習は主権の範囲内だ」

 中国外務省の趙立堅副報道局長は先週、こう強弁していた。

 中国軍は1日から、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺に加えて、東シナ海と黄海でも軍事演習を実施した。

 国営中央テレビは「三大戦区の海軍が実戦演習を行った」と、南部、東部、北部の3戦区の部隊が同時期に演習を実施したことを伝えた。ミサイル駆逐艦などが投入され、火力を使用する映像も公開された。東シナ海では、ヘリコプターによる偵察や、船舶の臨検、拿捕(だほ)の訓練も行ったという。

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