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東京・大阪“水没”危険地域! 山手線の西の外側要注意「マンホールが突然水を噴き始める可能性も」 (2/2ページ)

 東京都内にも特異な地形があるという。高橋氏は「野川や神田川、目黒川など山の手を源流にする小さな川は、横断面でみると、幅の狭いV字状の谷になる。一気に水が集まれば水位が上昇、関東ローム層の火山灰が崩れることも考えられる。山の手でも水位が上昇し、マンホールが突然水を噴き始める可能性もある」という。

 多摩川の支流である野川が本流に合流する世田谷区二子玉川地区では、昨年10月の台風19号で浸水被害が起きた。

 関西大学社会安全学部特別任命教授の河田惠昭氏は、「谷合を流れる川は水位が上がるから危険だ。東京都が管理する目黒川や築地川、呑川(のみがわ)など流域が小さい2級河川が危ない」とし、「山手線の西の外側は傾斜地で水がはけず、集中豪雨に弱い」と語る。

 東京都心部も注意が必要だ。「1時間に70ミリ雨が降れば大手町も床下浸水が起きやすい。千代田区や中央区など東京駅周辺などは、元は湿地帯だった。新橋や汐留、首相官邸に近い溜池山王から、元は海で坂道の多い六本木なども水がたまりやすい」と河田氏は指摘した。

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