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【松井一郎 維新伝心】一般有権者には小池百合子氏の“失敗”見えず コロナ感染者連続3ケタ…「緊張感の欠如」感じざるを得ない (1/2ページ)

 東京都知事選は5日投開票され、小池百合子知事が366万票以上を獲得して、圧勝した。選挙の常識では、2期目を目指す現職首長は大きなミスがない限り、「最強」と言われる。今回も、事前の予想通りの結果だったといえる。

 小池氏は、政治や行政のプロから見ると、東京五輪・パラリンピック会場見直しや、築地市場の豊洲市場移転問題の大混乱など、「大山鳴動して鼠一匹」といった“失敗”も目立つ。

 4年前、「東京大改革」「7つのゼロ」を訴え、自公政治を徹底批判して当選したが、その進捗(しんちょく)状況は惨憺(さんたん)たるもののうえ、今回は自公両党に事実上支援されていた。

 ところが、一般の有権者から見ると、これが失敗や君子豹変(ひょうへん)には見えないようだ。前任者と前々任者が「政治とお金」の問題が直撃して辞任しただけに、都民からは「嫌悪感を覚えるような問題」とは受け取られなかったのかもしれない。

 わが日本維新の会は今回の選挙で、前熊本県副知事の小野泰輔氏を推薦した。東京では「無名の新人」だった小野氏が、れいわ新選組代表の山本太郎氏に接近するほど頑張ったことは認める。ただ、小池氏を冷やっとさせることができなかったわけだから、推薦した政党としては完敗である。

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