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【有本香の以読制毒】良き「出羽守」のススメ…米英豪を見習って中国政府幹部の入国を禁止せよ! 日本は習主席「国賓」で“文言争い”の情けなさ (1/3ページ)

 「出羽守(でわのかみ)」-。海外(特に欧米)の習慣や事柄を引き合いにして、日本のことを貶(けな)す言動する人を揶揄(やゆ)してこう呼ぶことがある。

 昔は巷でごくたまに聞くだけの表現だったが、最近ではネット上で「米国では…」「フランスでは…」と言って、やたら日本や同胞を小馬鹿にする一部在外邦人をこう呼んで嗤う投稿をよく目にするようになっている。

 といっても、在外邦人のうち、出羽守化した人はごく一部なので念のため。多くの人は外国の空の下でも祖国を愛し、心配し、助けたいと思っておられる。

 私は時折、「在外出羽守」さん方から、「右翼」あるいは「歴史修正主義者」と罵(ののし)られることがあるので、彼らとは距離を置いているが、今日はあえて趣向を替えて、出羽守的なことを言ってみたいと思う。

 マイク・ポンペオ米国務長官は7日、米国人のチベット地域への入域制限に「大きく関与した」と見なす中国当局者への査証(ビザ)規制を強化すると発表した。

 同長官は「中国政府が米国の外交官をはじめとする当局者、ジャーナリスト、観光客によるチベット自治区などチベット地域への入域を組織的に妨害し続けている一方で、政府当局者を含む中国国民は米国への広範な渡航を認められている」と指摘。いわば相互主義の考え方に立つというわけだ。

 さらに、ポンペオ氏は「中国の人権侵害や、中国政府がアジア主要河川の源流付近で環境悪化を防げていないことを踏まえると、(監視の意味からも)チベット地域への(外国人の)アクセスは地域の安定にとってますます重要になっている」とも説明していた。

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