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中国公船、尖閣進入89日連続 領海警備の海保でコロナ感染者

 中国の暴挙が止まらない-。沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で11日、中国海警局の武装公船など4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国公船が確認されるのは89日連続となり、2012年9月の国有化以降で、最長の連続日数を更新した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していた。

 マイク・ポンペオ米国務長官は8日の記者会見で、中国公船による尖閣周辺での領海侵犯や南シナ海への進出について、「中国は領土紛争をあおっている。世界はこのイジメを許すべきではない」と批判している。

 こうしたなか、尖閣周辺の領海警備を担当する海保の尖閣専従巡視船の乗組員1人と、尖閣警備で指揮を執る海保最大級の巡視船2隻の乗組員2人が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。クラスター(集団感染)が発生した鹿児島市内のショーパブで感染したとみられる。

 海保は3人が乗っていた船を消毒し、接触した可能性がある乗組員らを自宅や宿泊施設にとどめる対応をとっている。「国境の島」を守る態勢に変わりはない。

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