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メイドさんの笑顔もアクリル板越し!? コロナ禍で岐路…週末「昼の街」秋葉原ルポ (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの新規感染者が4日連続で200人を突破した東京都。ホストクラブ、キャバクラなど新宿や池袋の「夜の街」でクラスター(感染者集団)が発生したが、秋葉原のメイドカフェでも複数の従業員が感染した。人通りが戻りつつある中、岐路に立たされる週末の「昼の街」を歩いた。

 

 秋葉原で4月から中止されていた日曜の歩行者天国は今月12日から再開を予定していた。あいにくの雨天予報のためこの日は中止となったが、通行人はコロナ禍以前にも近い盛況ぶりだった。

 都内在住の20代男性会社員は「6月ごろから職場でも在宅勤務が終わった。ここのところ感染者数が増えているが、都の説明に以前のような危機感があるのかも微妙だし、職場も在宅勤務を再開しようとしない。マスクや手洗いはしているし、プライベートだけ自粛というのはちょっと…」と複雑な表情だった。

 「電気街」だけでなく、いまや「サブカルチャー街」としても知られる秋葉原では、メイドカフェを中心に忍者、巫女(みこ)、軍服など多様なコンセプトの飲食店が集い、さまざまなコスチュームを着た従業員が街頭に並ぶ風景はアキバ独特の景色だ。

 多くはコロナ禍のため通行人に近づこうとせず、手を振りながら入店を呼びかける程度だったが、中には通行人を積極的に呼び込める従業員もいた。「一部のカフェでは、客から指名を受けていない従業員は外に出て『お散歩』という名目で勧誘に出るよう店側に指示される。勧誘のノルマが設けられている店舗もある」と元メイドカフェ勤務の女性は明かす。

 近くの会社で働く30代の男性会社員は、テレワークと並行して週2~3回の出勤日があるという。「秋葉原は飲食店や家電量販店も多いので、勤務先として気に入っていた。最近はメイドカフェなどが名指しされるようにもなり、寄り道しにくくなった」と漏らす。

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