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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】ついに私の友人2人が感染… (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 こちらロシアでも多くの国と同様に夏本番となってきましたが、私たちの短い夏の期間はコロナ禍とともに終わりそうな気配です。

 政府は7月1日からレストランのテラス席でも飲食することを許可しました。法令によりレストランサイドは客数を制限しなければなりませんが、多くの場合テーブル間でのソーシャルディスタンスが保たれず、隔離にうんざりした人々でレストランは混雑しています。

 地域にもよりますが、すでにほとんどの店が営業を再開しており、7月中旬には映画館などの娯楽施設も一定の制限付きで再開する予定ですので、街は一見元の光景に戻りつつありますが、いまだ感染の脅威は収まっていません。

 ご存じの通り、ロシア全体では70万人に達する感染者の数です。

 私が暮らすエカテリンブルク市を含む人口450万のスヴェルドロフスク州全体でも毎日250人前後の新規感染者があり、すべての病院がほぼ満室状態です。

 その上、救急車を呼ぶ電話の回数はエカテリンブルク市だけでも1日あたり4000件を超していますので、終日あちこちへ呼び出される救急隊員はすぐに患者宅へ駆けつけることができない事態に陥っています。

 結果、彼らは通報があってから何時間も遅れて患者のところに向かうことになり、イライラしながら待っていた患者の家族に悪態を浴びせられることもたびたびあると聞きました。

 しかし、救急隊員も医師も24時間ノンストップで従事できるわけはなく、疲労困憊(こんぱい)の中で常にベストを尽くそうとしています。

 さらに、多くの医療関係者が病気で働けなくなっているために残った医師の負担が増えています。

 そして私の周りでも、ついに友人2人がコロナウイルスに感染してしまいました。ひとりの症状は軽度なので自宅で隔離されていますが、もうひとりの友人は1週間に及ぶ高熱と痛みに苦しんでいます。