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医療機関に「コロナ不況」直撃! 賞与カットでストライキ実施も 高須院長「不要不急の手術延期でどこも収入減」 (2/2ページ)

 こうした事態を受けて、「高須クリニック」の高須克弥院長は13日、ツイッターに「理事長は給与返納して皆の給与に回している。昨年並みにボーナスを出すぞ」などと投稿した。

 高須氏に話を聞くと、「現在はコロナに関する対応を除き、どの病院でも不要不急の手術などは行わないよう要請が出ている。コロナ患者を受け入れた病院は専用の病棟を確保する必要がある上に通常の手術や入院に伴う収入も激減する。コロナ患者を受け入れている病院に近づきたがらない人も多い」と明かす。

 日本病院会などによる「病院経営状況緊急調査(追加報告)」では、4月の医療収支が赤字と回答した病院は、有効回答のあった全病院のうち66・7%(前年同月45・4%)、都内の病院では77・3%(同51・1%)だった。ある公立病院の職員は「コロナ禍では内科や感染症科などが対応に奔走する一方で、その他の管轄は手術などの予定が軒並み延期された。忙しさに反比例して収支は悪化していく」と内幕を語る。

 コロナ対策の最前線である医療機関を支える方策が急がれる。

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