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日米英で“横暴”中国に倍返し! 英国が最新空母の極東派遣を計画 「大英帝国のプライド」踏みにじった中国共産党に怒り (3/3ページ)

 「大英帝国のプライド」を踏みにじった共産党独裁国家に対する、「怒り」を感じさせる動きといえる。ただ、最盛期に世界の4分の1を支配した大英帝国流の思考は、それほど単純でもなさそうだ。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「英国は、中英共同宣言を反故(ほご)された立場なので、中国には『香港の自治を認めるべきだ』といった厳しい姿勢をとっている。極東に最新鋭空母を送り、日米との連携姿勢を見せるのも、その一環だ。ただ、5Gから排除するというファーウェイだが、英ケンブリッジに研究拠点を設置する検討を行っており、ジョンソン首相は容認する方針だ。このしたたかさこそ、英国流といえる。11月の米大統領選で、ドナルド・トランプ大統領が再選を果たせなかった場合を見据えて、再び方針転換できるよう、実質的に二股をかけていると見るべきだろう」と分析する。

 英国の外交政策は、国益のためには「二枚舌」「三枚舌」も厭わないとされる。新型コロナ後の混迷する世界において、日本の政界にも、国益を守り抜く「戦略家」「知謀家」「策略家」の登場を期待したい。

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