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北朝鮮・首都「大量感染」の危機迫る…金正恩氏が無謀な冒険 (1/2ページ)

 韓国国防省は6月22日、国会国防委員会に対し、北朝鮮軍が朝鮮労働党創建75周年(10月10日)を記念する閲兵式(軍事パレード)の準備活動を続けていると報告した。

 報告によれば、軍事パレードに参加する兵力と装備が集結する平壌の美林(ミリン)飛行場一帯で、装備保管用施設(装備庫)新設や金日成広場の補修などが行われているという。聯合ニュースはこれを受け、「パレードには大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの戦略兵器が登場する可能性が高そうだ」との分析を伝えている。

■感染で部隊がマヒ

 そして、北朝鮮軍のデイリーNK内部情報筋によれば、パレードに参加する人員は今日(20日)にも平壌に集結する見込みだという。その根拠は、参加人員の衣食住をサポートする支援チームの動向だ。

 情報筋は「人民武力省第1通信接続所、海軍司令部第2無線接続所、空軍・反航空軍司令部通信大隊の女性兵士ら計約200人が配食チームに選抜され、これを中心とする支援チームの人員らが13日、美林飛行場近くの4.25旅館に集結した」と話す。こうした動きは通常、パレードに参加する兵員集結の1週間前に見られるのだという。

 北朝鮮と金正恩党委員長にとって、党創建75周年は最高指導者と体制の権威を示す上できわめて重要な節目だ。特に、米国との関係改善が暗礁に乗り上げている状況を考えれば、パレードで戦略兵器を並べ、「核の威力」を誇示するパフォーマンスは必須と言えるかもしれない。

デイリーNKジャパン

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