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「禁断の書」を持っていた北朝鮮女性、密告され処刑 (2/4ページ)

 韓国の聯合ニュースによると、キムさんはバプテスト教会の牧師で、教会から派遣されて丹東で製麺工場を営む傍ら、脱北者のためのシェルターを数カ所、運営していた。

 ソウルのプロテスタント系の複数の人物と会い、地下教会の信者に会うために北朝鮮に入る計画を打ち明けたところ、全員から引き止められたが、中国で出会って伝道した平壌の高位幹部の保護を受けられるとして、聞く耳を持たなかったという。

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の番組に出演した元北朝鮮キリスト教総連合会の会長のイム・チャンホ牧師は、2012年から2014年にかけて保衛部が地下教会に対する大々的な弾圧を行ったとの見方を示しており、キムさんの逮捕と関連がある可能性がある。

 北朝鮮での裁判では犯罪事実の証拠として、聖書などキリスト教関連の資料が示されている。持っているだけでも重罪に問われるものなのだ。

 (参考記事:韓国人宣教師、昨年10月から北朝鮮で抑留中

 咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)では、聖書を持っていただけの女性が処刑される事件が起きている。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた事件の概要は次のようなものだ。

 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

デイリーNKジャパン

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