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【親も知らない今どき入試】「大学の実志願者数」ランク 「落とす入試」から「評価する入試」へ 受験方式多様化、1度の入試で複数回チャンスも (1/2ページ)

 今週は大学の実志願者数ランクを紹介したい。

 一般的に大学の志願者数は、一般選抜の延べ志願者数を指している。これは1人の受験生が1大学の5学部を併願すると、5人と数えるもの。それに対して、実志願者数は5学部併願しても1人と数える。

 大手予備校の入試担当者は「最近は、受験生ファーストの考えから、多くの大学で併願しやすくし、1度入試を受けると、他学部・学科を併願できたり、高得点科目の配点を高くして再度、合否判定を受けられるようにしたりして入試が多様化しています」という。

 昔は1学部1回の入試で、落ちたら翌年まで入試の機会はなかった。大学通信の調査によると、1999年には1大学の入試方式は平均2・8だった。それが9年には5・3方式に増加し、19年には6・6方式と、各大学は20年前の倍以上の入試方式を用意するようになった。

 塾講師は「受験生がたくさんいた時代は高校で習っていないような難問を出題して、とにかくたくさんいる受験者を不合格にする試験でした。それが少子化で受験生が減り、受験生のいいところを評価して合格させる試験に替わり、入試方式が急増したのでしょう」という。

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