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米中“開戦”間近か!? 北京に「空襲警報」ポスター掲示…開戦への機運をプロパガンダ 「中国スパイ男」はF35の情報を収集 (1/3ページ)

 ドナルド・トランプ米政権が、習近平国家主席率いる中国のスパイ行為に激怒している。世界全体で66万人以上の死者を出す新型コロナウイルスの大流行を引き起こしながら、最先端医療情報や軍事機密を強奪しているのだ。この中には、米軍の主力戦闘機で、日本の自衛隊も導入を進めている最新鋭ステルス戦闘機F35の情報も含まれていた。東・南シナ海などでの軍事的覇権拡大が目立つ中国だが、米中開戦を視野に入れているのか。ノンフィクション作家、河添恵子氏の緊急寄稿第20弾-。

 北京市内で先日、50年近く見られなかった「空襲への警戒」を呼びかけるポスターが貼られたといい、この画像がSNSで拡散された。ポスターには、爆撃の写真とともに、「警報が鳴ったら、どのように迅速に防空対策をとるか」など、有事の行動がイラストとともに描かれていた。

 在米の反共産党系の識者は「中国当局は愛国的な熱意を鼓舞するため、人民を怖がらせたいのだろう」と語った。

 習氏は7月22日、中国東北部の吉林省を訪れた。四平市の食糧生産現場などを視察した後、「四平戦役記念館」を訪問した。同館では、共産党率いる人民解放軍と、米国の支援を受けた国民党が戦った解放戦争について展示している。同戦争では、約2万人の解放軍兵士が命をささげたといい、習氏は「共産党史をよく学ぶべきだ」と語ったという。

 全人口の3分の1、約4億人が暮らす長江流域での大洪水による甚大な被害については最小限の報道にとどまる中国だが、米中対立が激化するなか、人民に開戦への機運をプロパガンダしていく算段らしい。

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