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北朝鮮の武装兵士が不法越境、中国側と一触即発の事態に (1/4ページ)

 最近、北朝鮮と中国の間にただならぬ空気が流れている。とは言っても、両国の外交関係が悪化したわけではない。現場レベルでのイザコザが絶えないのだ。

 今年5月末、北朝鮮の両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)と、中国の吉林省長白朝鮮族自治県を流れる鴨緑江で、北朝鮮の国境警備隊が中国人密輸業者の50代男性を射殺する事件が起きている。

 北朝鮮は、新型コロナウイルスの国内流入を恐れ、中国に対して自国民を国境地帯に近づけないように警告を発していたが、中国側は銃器使用については「絶対に反対する」と不快感を示していた。

 (参考記事:北朝鮮が国境で中国人を射殺…中国側部隊は完全武装で示威行動

 「血で固めた友誼」と形容されるほどの友好関係にある北朝鮮と中国ではあるが、最前線ではこうしたトラブルが度々起きている。そして、両江道のデイリーNK内部情報筋が伝えた最新情報は、脱北者をめぐり両国の国境警備隊が一触即発の事態となったというものだ。

 (参考記事:北朝鮮からの越境犯罪に激怒か…中国側から「悪口」放送

 事件のきっかけとなったのは、北朝鮮の咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸州(ハムジュ)に住むチョンさん親子だ。

デイリーNKジャパン

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