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「土下座像を撤去せよ!」韓国保守系団体、設置の植物園に抗議 すべての「反日像」排除へ

 韓国の保守系団体が3日、慰安婦像に土下座する安倍晋三首相を模した像を設置した同国北東部・平昌(ピョンチャン)にある「韓国自生植物園」で抗議活動を行った。同団体は、土下座像の即時撤去を求めるとともに、韓国国内に設置された、すべての慰安婦像や徴用工像などの撤去を目指している。

 「安倍首相の謝罪像をただちに撤去せよ!」「『永遠の贖罪(しょくざい)』像を即刻撤去せよ!」

 こう訴えたのは保守系団体「反日銅像真実糾明共同対策委員会」。日韓でベストセラーとなった『反日種族主義』(文芸春秋)の共著者である韓国人経済学者、李宇衍(イ・ウヨン)氏ら18人が参加した。

 同団体は、像の撤去だけでなく、元慰安婦の支持団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の解体と、正義連の前理事長で、現国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏の拘束を求めた。

 抗議活動には、土下座像を設置した植物園の金昌烈(キム・チャンヨル)園長も姿を見せ、団体の会見後には意見交換が行われた。

 関係者によると、金園長は持論を述べたが、団体側は「『旧日本軍による(慰安婦の)強制連行などなかった』という史実を、事実として説明する絶対的な信念と自信がある」と話した。議論は平行線をたどった。

 同団体は昨年12月、「日韓関係の悪化の原因は、韓国で歪曲(わいきょく)された歴史認識だ」として設立された。尹氏による“慰安婦ビジネス”の実態も明らかになっており、同団体は粘り強く「反日」像の撤去を求めていくという。

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