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「再自粛でコロナ以外の死者急増」警告! PCR検査拡充に疑問…秋口の「医療崩壊」懸念 元厚労省医系技官・木村盛世氏が激白 (2/2ページ)

 東京都や大阪府は酒を提供する飲食店に時短や休業を要請。沖縄県も緊急事態宣言を発出するなど自治体の独自策も目立つ。国が再び緊急事態宣言を出すべきだとの声もある。

 「感染症を終息させるには有効なワクチンか免疫ができるまで待つしかない。人が動けば感染する以上、感染防止と社会経済活動の両立も無理な話だ」という木村氏は、再自粛や緊急事態宣言の再発令にも否定的だ。

 「再自粛すれば自殺やコロナ関連死、コロナ以外の病死が増えかねない。いったん感染者が減っても解除すればまた増えるだけだ。緊急事態宣言は本当に最後の最後の手段であり、容易に伝家の宝刀を抜いてはならない」と語る。

 それではいま取り組むべきことはなにか。

 木村氏は、「新型コロナを指定感染症から外し、軽症者を退院させるべきだ。そして重症者を受け入れるICU(集中治療室)の崩壊を防ぐことに注力することだ。人員や人工呼吸器などの拡充のほか、高齢の患者を医療態勢が逼迫していない県外の医療施設にも搬送できるようにするなど整備を推進すべきだ」と提言した。

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