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新型コロナは「全国問題」へ 新規感染者数、東京は頭打ちの兆しも…愛知や大阪、沖縄では感染加速 (2/2ページ)

 その対策について、児玉氏は「経済活動と両立するためには、感染者が1日で10人以下になるまでは、マスクの着用など、これまでの感染対策を続けるべきだ」と油断できない状況であることを指摘する。

 東京が頭打ちになる一方で、他の自治体の状況は深刻度が増している。愛知県は158人。大阪府では255人で過去最多を更新、検査の陽性率は10・1%に達した。沖縄県も100人と過去最多となった。

 1人の感染者が平均何人にうつしたかを示す指標の「実効再生産数」でも、その傾向は顕著だ。厚生労働省のアドバイザリーボードの資料によると、7月18日時点で首都圏が「1・1」なのに対し、関西圏は「1・6」、中京圏は「2・3」、九州北部が「2・1」と高く、沖縄にいたっては「3・2」で「クラスター(感染者集団)から流行拡大傾向」と評価される勢いとなっている。

 「東京問題」といわれていたコロナ禍は、「全国問題」の様相を一段と強めている。

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