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東京から全国に拡散? 無症状・軽症の罠…新型コロナの一部が「変異」 専門家「次の流行が弱毒化とは限らない」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスをめぐり、6月中旬以降、一部が「変異」したウイルスが東京から全国に拡散したとする研究が注目されている。松江市や沖縄県でもクラスター(感染者集団)が発生、若者中心で無症状や軽症者が多いが、専門家は「次にどう変異するかは予想がつかない」と警告する。

 連休明けの11日、国内の新規感染者は699人と2日連続で1000人を下回った。東京は188人で2日連続で200人未満だった。

 一方、学校関連で全国で最大規模のクラスターとなった松江市の私立立正大淞南高では新たに4人の男子生徒の陽性が確認され、生徒や教員の感染者は95人になった。沖縄も新規感染者が64人で、医療の逼迫(ひっぱく)懸念が強まっている。

 今回の流行について国立感染症研究所は、5月下旬に収束に向かったが、軽症者や無症状者が感染リンクを静かにつなぎ、地方出張などが要因となって東京から全国に拡散したと分析。ウイルスは3月中旬に流行した「欧州系統」から、6月中旬には6つの塩基に変異があったとしている。

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