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【親も知らない今どき入試】「中規模大学別実就職率」ランク トップは4年連続金沢工業大学 学生を伸ばすのに定評、実践的な力が身につくような教育を展開 (1/2ページ)

 今週は中規模大学(卒業生1000人以上3000人未満)の大学別実就職率ランクを紹介したい。実就職率は就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出した。

 ランクは中規模大学133校での順位だ。中規模大学の実就職率平均は89・7%で、小規模大学(卒業生数1000人未満)の89・3%、大規模大学(卒業生数3000人以上)の87・6%と比べて、もっとも実就職率が高い。それだけ就職に力を入れ、結果を残している大学が多いということだ。

 トップは4年連続で金沢工業大で98・1%だった。面倒見の良い大学として知られ、入学後、学生を伸ばすのには定評がある。学生のモノ作りの環境を整え、実践的な力が身につくような教育を展開している。それが実就職率の高さにつながっている。2位は大阪工業大だ。理系大学が上位にきているのが特徴で、他にも4位に愛知工業大、7位に名古屋工業大、8位に千葉工業大、9位に電気通信大と続いた。

 学生の就活に詳しい専門家は「メガバンクがAIを活用することで、一般職の採用を減らしましたが、AI活用は何も銀行に限ったことではなく、多くの企業が考えていることです。そのこともあって、理工系の学生採用は活発で、実就職率も高くなっているのでしょう」という。表に出てくる理工系の大学には、いずれも情報系の学部・学科などが設置されている。

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