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【大前研一 大前研一のニュース時評】「顧客視点」ないNHKチャンネル整理 画質にこだわる、チャンネルが“幕の内弁当化”している… (1/3ページ)

 NHKは4日、衛星放送とAMラジオ放送のチャンネル数の削減方針などを盛り込んだ次期経営計画案を発表した。業務をスリム化し予算を2020年度の7354億円から23年度には6850億円に抑制する。

 計画案では、4チャンネルある衛星放送のうち、ハイビジョン(2K)画質の「BS1」と「BSプレミアム」を1つにし、将来は高精細画質の「BS4K」も合わせて1波への整理に向ける。つまり、BS放送を現在の4チャンネルから「BS8K」も含めた2チャンネルにするということ。

 また、AMの第1と第2、FM放送のラジオ3チャンネルも、AMとFMの1つずつにする。さらに内容が似た番組を整理し、受信契約にかかる経費も減らして、事業支出は3年で計約630億円の削減を図る。

 これを受けて高市早苗総務相は7日、次期経営計画案で受信料値下げに触れなかったことについて、「視聴者への還元を最優先に取り組んでほしい」と受信料の引き下げを要請した。放送波の削減を計画に盛り込んだことに関しては「高く評価する」と述べた。私はBS1とBSプレミアムの1本化は高く評価しない。

 私は毎朝4時前に起きてBS1のワールドニュースを見るのが長い間の習慣になっていた。最近はNHK「働き方改革」の影響なのか始まるのが1時間遅れて5時前後になっているが。

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